ハイキングや登山は一年を通して人気があるアウトドアイベントです。
難易度は、経験や体力など、人によってさまざま。
持ち物も難易度によって変わってきます。
そこで今回は、登山を楽しむ女性の持ち物と服装について調べてみました☆
ハイキング・トレッキング・登山の違いは?
持ち物を知る前に、ハイキング、トレッキング、登山の違いを知っておきましょう。
【ハイキング】
自然の中を歩きながら、風景や歴史があるものなどを見て楽しむもの。
低山や岳を歩くときでも、山頂を目指す必要がなく、登山初心者におすすめです。
【登山】
山頂に到達することを目的とする山登りで、標高差500m以上が登山に分類されます。
日帰り登山、山小屋やテントを用いての宿泊を伴う登山によっても持ち物が異なります。
【トレッキング】
山頂を目指す、目指さないは自由ですが、ハイキングより長時間歩きます。
バスやリフト、ロープウェーなどを使って高地を歩いたり、縦走することもあります。
難易度は、ハイキングと登山の中間あたりと考えるとわかりやすいでしょう。
登山の持ち物を調べて書き出す
登山の持ち物は、目指す場所や難易度、日数などにより異なります。
しかし、必ず必要 という持ち物もあります。
そこで、忘れ物や漏れがないように、紙に書き出すことをおすすめします。
【必ず必要なもの】
・リュック
・携帯食料
・水
・雨具(レインコート、折り畳み傘など)
・上着など羽織るもの(ウインドブレーカーなど)
・ハンカチやタオル
・トイレットペーパー
・小銭入れ
・ゴミ袋
【服装に関するもの】
・着替え(下着、靴下など)
・帽子(日焼けや小雨を予防、帽子止めがあるもの)
・登山靴(滑りにくく、足を保護するもの)
・手袋(軍手や手を保護するもの)
【救急に備えるもの】
・ばんそうこうやファーストエイドキット
・生理用品
・ウェットティッシュ
・虫刺されの薬やアルコール消毒など
【食料に関するもの】
・食事(おにぎり、登山用食料など)
・携帯食料(ようかん、塩飴、バランス栄養食など)
・水(水筒、ハイドレーション、浄水器など)
・嗜好品(おやつやインスタントコーヒーなど)
【調理に関するもの】
・クッカー(メスティンなどスタッキングできるものがベスト)
・バーナー類(燃料含む)
・食器類(器、スプーンや箸など)
【宿泊に関するもの】
・テント
・グラウンドシート
・シュラフ(寝袋)
・マットレス
・照明(ヘッドライトなど)
いかがですか?
書き出してみると、意外と多くの荷物があるなぁと思うかもしれませんね。
女性は男性と違って女性だけの持ち物もあるのでお忘れなく☆
リュックの中に入れておく
せっかく必要な持ち物を書き出しても、忘れてしまっては意味がありません。
山小屋で購入できる場合もありますが、「今必要!」というときは困りますね。
絶対に忘れてはならないものは、早めにリュックに入れておきましょう。
最終チェックのときに取り出すと、忘れてしまうこともあるので、出さないように。
持ち物リストを作成して、チェックマークを付け、入れたことを忘れないようにしましょう☆
登山の持ち物は軽量化が重要
女性は男性と比べるとやはりどうしても体力が劣ります。
なので、体力を持続させるためにも、持ち物の軽量化も重要になってきます。
例えば、同じものでも、ステンレスとチタンでは重さが異なります。
リュックも材質や容量、形状などで背負ったときの負担や、重量感が違ってきます。
軽量化する方法としては、
・小容器に詰め替える(調味料や化粧品など)
・ひとつで何役もこなせるものを選ぶ
・折り畳み可能など、コンパクトにできるものを選ぶ
・軽量モデルを選ぶ
などです。
テントを持っていく場合は、軽量で、暗い場所でもサッと設営できるモデルを選びましょう。
登山の服装も持ち物の一部
山の天気は変わりやすいといいますね。
山頂付近では肌寒さを感じたり、突然の雨で全身ずぶ濡れ・・・ということもあります。
レインコートやポンチョ、傘を持って行かないのであれば代替品を用意しましょう。
・水をはじき、湿気を排出するゴアテックス素材で軽量な上着を着ていく
・雨や湿地でも滑りにくい登山靴を履く
・テントポールを兼ねたトレッキングポールを持っていく
など、機能的、軽量、何役を兼ねるといったものを身に着けていくことをおすすめします。
携帯食と水は確実に!
登山に食料と水は必須です。
水は重いのですが、水分補給に欠かせないものなので、工夫が必要です。
・リュックから取り出さなくても飲めるよう、ハイドレーションを使う
・湧水などを浄水器で濾過して飲む など
また、携帯食も重要です。
スタミナ切れ、ストレス軽減、予期せぬ悪天候などに備えましょう。
個別包装されたものや、登山用に販売されているものをチョイスするのもおすすめです。
下記にご紹介するものも参考になさってください♪
山小屋かテントか
宿泊を伴う登山で悩むのは、山小屋に泊まるか、テントを張るかです。
山小屋の利点は、悪天候でも比較的安心であること、荷物が減るなど。
その代わり、宿泊料が必要になります。
テントの場合は、テントを購入し、持ち歩き、設営しなければなりません。
その代わり、宿泊費は浮きますし、プライベートエリアも確保できます。
登山初心者は、はじめは山小屋を利用してみましょう。
体力がつき、慣れてきたらテント泊に挑戦するものいいですね☆
ここで登山者に人気があるテントを2選、ご紹介しておきます。
女性の登山は自分の体力に見合った山と持ち物で
楽しみにしていた登山を良い思い出にするには、事前の準備と体力に見合ったルート選びが大切です。
初めから高級な上位モデルを購入する必要はありません。
自分が使いやすく、携帯しやすいものを選びましょう。
実際に登山で使った人の声を聞くのもよいアドバイスになります。
自分に合った持ち物で、自然を満喫できる登山を楽しんでくださいね♪